料理人・調理師の年収や初任給は?

料理人・調理師など、飲食サービス業界の給与は他の業界と比べ低いと言われています。料理人・調理師、見習いの平均年収はいくらなのかを、厚生労働省による平成28年賃金構造基本統計調査を参考に紹介していきます。

料理人・調理師 2017/10/19

料理人・調理師など、飲食サービス業界の給与は他の業界と比べ低いと言われています。料理人・調理師、見習いの平均年収はいくらなのかを、厚生労働省による平成28年賃金構造基本統計調査を参考に紹介していきます。

最新版!料理人・調理師の平均給与・年収等の統計結果

調理をメインで行う料理人・調理師の場合と、掃除や洗い物をして修業を積む見習いの場合によって、給与の額は大きく異なります。
まずは、料理人・調理師、見習いそれぞれの平均給与等のデータを見ていきましょう。また、働く会社の規模によっても平均年収が変わるため、合わせて参考にしてください。

料理人・調理師の平均給与・年収等

年齢 43.1歳
勤続年数 8.3年
所定内実労働時間数 173時間/月
超過実労働時間数 13時間/月
きまって支給する現金給与額 25万1,500円
所定内給与額 22万8,500円
年間賞与その他特別給与額(ボーナス) 34万3,000円
推定年収(月収×12カ月+ボーナス) 336万1,000円
出典:厚生労働省、平成28年賃金構造基本統計調査(http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou.html)

料理人・調理師の平均給与は、約25万円で、推定年収は約336万円です。国税庁の「平成27年分民間給与実態統計調査」によると、民間企業の平均年収は約420万円という結果になっており、他の業種と比べて料理人・調理師の年収水準は低めであるといえます。

見習いの平均給与・年収等

年齢 43歳
勤続年数 5.9年
所定内実労働時間数 170時間/月
超過実労働時間数 14時間/月
きまって支給する現金給与額 19万9,400円
所定内給与額 18万1,100円
年間賞与その他特別給与額(ボーナス) 12万3,600円
推定年収(月収×12カ月+ボーナス) 251万6,400円

出典:厚生労働省、平成28年賃金構造基本統計調査(http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou.html)

見習いの場合、料理人・調理師ともっとも異なる点がボーナスの額です。「見習い」の立場である以上、勤務年数が増えたとしてもボーナスはもらえない場合や低い場合が多いでしょう。

企業規模別の平均年収データ

出典:厚生労働省、平成28年賃金構造基本統計調査(http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou.html)
※記事内では「調理師」と記載していますが、グラフ内の表記はデータ引用元の表記に則り「調理士」としています。

料理人・調理師、見習いの場合、企業規模による年収の違いはほぼありません。特に見習いの場合は、企業規模に関わらずほぼ一律です。そのため、給与額で職場を決めるよりも、自分が本当に作りたい料理の分野に進むことをおすすめします。

※平均年収は、「平成28年賃金構造基本統計調査」の「職種別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」を基に、“きまって支給する給与額×12カ月+年間賞与その他特別給与額”で算出しています。

年収に男女差はあるの?

出典:厚生労働省、平成28年賃金構造基本統計調査(http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou.html)
※記事内では「調理師」と記載していますが、グラフ内の表記はデータ引用元の表記に則り「調理士」としています。

上記のグラフは企業規模10人以上の場合の男女別平均年収です。
どちらも、共に男性のほうが年収が高い傾向にあり、また、男性の場合は50代までは年齢が上がるにつれ、年収も上がるケースが多いようです。ただし、女性の場合は、男性と比べてパート(バイト)として雇用されているケースが多いことが想定されるので、男性の平均給与が高くなっているということも考えられます。

※平均年収は、「平成28年賃金構造基本統計調査」の「職種・性、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」を基に、“きまって支給される給与額×12カ月+年間賞与その他特別給与額”で算出しています。

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