ショコラティエの年収・給料・仕事内容は?

いろいろなデザインのチョコレートやチョコレート菓子を作るショコラティエ。チョコレートの本場フランスには200年以上前から存在する職業ですが、日本では近年知られるようになりました。この記事では、その年収・給料・仕事内容について解説します。

ショコラティエ 2017/11/14

いろいろなデザインのチョコレートやチョコレート菓子を作るショコラティエ。チョコレートの本場フランスには200年以上前から存在する職業ですが、日本では近年知られるようになりました。この記事では、その年収・給料・仕事内容について解説します。

年収・給料の目安

ショコラティエ単独の給与や年収に関するデータはありませんが、厚生労働省の「平成28年賃金構造基本統計調査」には、「パン・洋生菓子製造工」の賃金データがあります。ショコラティエも洋菓子製造に携わる職種であること、また人材サイトのショコラティエの給与を参考にすると、おおよそ同じ水準と考えられるでしょう。
企業規模が10名以上の「パン・洋生菓子製造工」の平均年齢は38.5歳で、給料に相当する「きまって支給する現金給与額」は約24万2,100円、ボーナスに相当する「年間賞与その他特別給与額」は約31万3,700 円です。 「きまって支給する現金給与額」の12カ月分に「年間賞与その他特別給与額」を加えて算出した推定平均年収は、321万8,900円となります。

初任給はどれくらい?

ショコラティエの初任給はどの程度なのか、厚生労働省による「平成28年賃金構造基本統計調査」の「パン・洋生菓子製造工」の男女別、年齢別のデータから推測していきます。

高校を卒業したあと、2年制の製菓専門学校を出てから、就職すると考えた場合、就職時の年齢は一般的に20歳です。
そこで、企業規模10名以上の企業に勤める20~24歳の「パン・洋生菓子製造工」の「きまって支給する現金給与額」の平均をみると、男性22万4,700円、女性20万3,600円でした。専門学校を卒業して就職したショコラティエの初任給は、20~22万円程度と推測できます。

ショコラティエの就職先

ショコラティエの就職先は、チョコレート専門店をはじめ、チョコレートを扱うパティスリー、製菓メーカーが中心です。このほかに、ホテルのレストランで製菓担当を置いている場合、ショコラティエが活躍しているケースもあります。

ショコラティエの仕事内容

ショコラティエは、洋菓子の中でも、トリュフをはじめとしたチョコレート菓子やチョコレートを使ったデザートを専門に扱う職人です。ショコラティエという言葉は、チョコレート専門店を呼ぶときにも使われています。 日本で、ショコラティエは認知が広まってきたばかりですが、チョコレートの文化が根付いているフランスやベルギーでは、古くからある職業です。チョコレートは温度や品質の管理、造形が難しいため、パティシエの仕事を細分化したショコラティエという専門の職人が誕生しました。パリで最も長い歴史を持つチョコレート専門店は、200年以上前に開業しており、その時代にはすでにチョコレート職人も存在していたことがわかります。

ショコラティエの主な仕事内容は、チョコレート菓子やデザートの製作です。チョコレート菓子作りは緻密な作業で、チョコレートを滑らかで口当たりよく仕上げるため、最適な温度で溶かして冷やすテンパリングと呼ばれる作業を行い、味を追求するだけでなく、見た目にも美しく造形します。

また、季節や流行に合わせてチョコレート菓子を考案するのも、ショコラティエの仕事です。完成形のイメージを作ったあと、膨大な種類のチョコレートから最適なものを選んで配合し、ナッツやコンフィチュールといったほかの材料と合わせるなど試作を重ねて、新しい商品を生み出します。

チョコレート専門店やパティスリーによっては、チョコレート菓子を作るだけではなく、カカオ豆からオリジナルのチョコレート作りも行っている店もあります。

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